東京オリンピックの水泳で金メダル候補であった池江選手が、白血病が発覚した際に「神様は越えられない壁は決して与えない。だから頑張ります」と記者会見で話していた。私も全く同感、同じ考え方で 一気に池江選手をリスペクトしファンになった。一流選手は考え方も一流だ。
私も30歳過ぎに、営業の担当変更の際 過去最大の壁にぶち当たった。前任者は転勤でいない、仕事も処理方法が皆目わからない、お客さんは会う人会う人初対面で、今でこそ「ヘレン・ケラーの三重苦」と回顧できるが、当時は必死であった。このまま行けば確実に自分はノイローゼになると確信していた。結果 上司、彼女(現在の妻)などに訴えたり、アドバイスにより気分転換し、時間の経過という魔力で救われた。人間の持つ「慣れる」という力は凄いもので、どうしようもない時 亀が手足を引っ込めるように じっと堪えているだけも 周囲の環境が 自分の壁を越えられるように勝手に変化していくのを経験した。
以降 この言葉は 私の人生訓になっている。「神様は決して越えられない壁は与えない、その人が成長できるように 少しだけ高い壁を与えられる。それはあなたへの期待値である」周囲の人の意見を参考にして、あがいてみる(あがけば何か解決の糸口が見つかる)それでも だめなら 時間・慣れという神様が救ってくれる。
越えられない壁はない。最悪 地下へもぐるもよし、穴を開けるもよし。地球を一回りすれば壁の向こうに行ける
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