オンライン飲み会 初体験 

(ミューウェイブ誌 2020年6月号コラムより)
コロナ自粛でスマホの小さな画面で映画ばかり見るのも疲れ、誰かと話をしてストレス解消したいタイミングであった去る4月の土曜日に、「オンライン飲み会」なるもののお誘いがかかり、新しいもの好きな私は、飛びついて参加した。
 参加の方法も研究(ユーチューブで説明を見れば簡単にわかる)、7人で集合し、飲み会がスタート。リアルと同じ乾杯。参加者のうち3人が初めての経験だったが、いろいろな話題やユーチューブの演奏を使ったカラオケなどで楽しい時間を過ごすことが出来た。
中華でも焼き鳥でも日本料理でもイタリアンでも自分が食べたいものを用意すればいいし、無理やり酒をつがれることもなく自分のペースで飲めるなど、適度な人間関係の距離感や自由度を保てるのがいい。さらに自由に出入りできるし、途中で風呂にも入れる、帰りの電車の心配もない。
 オンラインにはリアルと違ったルール、マナーが新たに発生する。
・音声が重ならないように自分が発言する時はミュートを解除し、聞き役に回る時はミュートする
・相づちは声を出さず、大きくうなずくジェスチャーで答える
・パソコンを少し上げて、目線をカメラと同じ高さにして、上から目線にならないようにする
・逆光に注意し写りが暗くならないようにし、覗かれないように背景にも気を配る
・挙手や満面の笑みで答える等々
時代についていくが必要あるし、これから先10年後、20年後を担う学生たちは小さい時から授業をこれで受けて、これらが標準スタンダードになっているだろう。しかし、ただ単に安きに走るのではなく、リアルとWEBの良い点、悪い点をしっかりと掴み、使い方を間違えないようにしたい。

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