日本人の英語習得が進まない理由のひとつに日本人固有の「対人恐怖症」があるという。欧米のカウンセラーから見ると日本人の99%が対人恐怖症らしい。初めての人に日本語ですら話しかけられない気質が、カタコトの英語からの上達を大きく妨げているという。
たしかに、知らない人、初めて会う人と接しなければならない時は気が重くなるし、できればそんな場は避けたくなる。しかし、ビジネスではそんなことは言ってられない。今後の主戦場はますますユーザーに近くなるだろうし、日本市場を虎視眈々と狙うグローバル企業との競争に勝つためにも、初対面の人相手にどんどん積極的にあつかましく商売をしていかねばならない。
そこで、自己マインドコントロールの出番となる。名刺や新規顧客カードを集めて積んでいく楽しみを作る、初めて会う人との1時間は既存の人との1時間より10倍の価値があると考える…など。肉食であるビジネスの戦いでは、初めて会う人、「初めて」の場数が勝敗を決めるというのは言い過ぎだろうか
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